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ヨコレイ、福岡県箱崎の完成新拠点で事業最適化へ

2024年4月4日 (木)

ロジスティクス横浜冷凍(ヨコレイ、横浜市西区)は3日、福岡県東区箱崎ふ頭に「箱崎FACILITY物流センター」を竣工したことを発表した。

▲箱崎FACILITY物流センター(出所:横浜冷凍)

同物流センターは、主要設備として、入出庫作業を効率的に行える電動式移動ラック(2770パレット)や、外気にさらされずに貨物の入出庫が可能となるエアシェルターを備え、省エネ・環境に配慮した設備として、高天井人感センサー照明設備や太陽光発電設備などを導入し、BCP(事業継続計画)対策にも注力している。

施設のスペックは、敷地面積5040平方メートル、延床面積は1万160平方メートルの鉄筋コンクリート造5階建て。同センターの竣工により、九州地区全体の冷蔵倉庫は16カ所(ソーティングスポット含む)、庫腹量は24万9849トンとなった。

また、同社の設備や利用環境を戦略的に駆使し、将来を見据えて最適化を図ることをコンセプトとしており、データや情報を1か所に集積させ、次世代ソリューションとしてスマートオフィス化に取組み、事務手続きの効率化により人手不足の解消を図っていく。さらに、近隣の福岡アイランドシティ物流センターと福岡物流センターとの中間点に位置することから両センターとの情報共有による物流ネットワークを生かして、冷凍食品をはじめとした多種多様な貨物への対応が可能となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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