CECは荷待ち削減のその先へ､入退場と倉庫作業連動

イベントシーイーシー（大阪市淀川区）は、10日から12日までインテックス大阪（大阪市住之江区）で開催されている「第5回 関西物流展」に出展し、同社のソリューションを紹介している。

物流法の改正による規制的措置の導入に伴い、具体的な荷待ち・荷役時間削減の方策として、効率化DX（デジタルトランスフォーメーション）に期待する声は多い。同社も、バースの適正管理システムである「LogiPull」（ロジプル）を提供し、政府の求める取り組みに対応するソリューションとして、物流関係企業の活用を呼び掛ける。

▲CEC、展示ブースの様子

また、同社は、ロジプルが、バース管理システムにおいて「車両誘導装置、車両誘導システム及び車両誘導方法」での特許を取得したことを公表。特許技術を生かした「運送トラックの荷待ち待機効率化」で、より具体的な解決策を提示する。

搬入時のゲート受け付けから、トラックバース予約、トラック入退時間管理、センター内の車両誘導まで、一連の工程を管理し、倉庫運用管理システム「ロジプルWES」と連携すれば、トラックの入退場に合わせた庫内作業（入出庫品の準備、自動搬送など）とも効率的に連動して、より生産性を向上させることもできるなど、物流現場全体の自動化、DX推進を後押していく。

猶予期間は終了、いよいよ問われる物流業界の本気

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LOGISTICS TODAY編集部
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