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大阪港で海上輸送促進補助、荷主向け支援を拡充

2024年4月24日 (水)

ロジスティクス大阪港湾局は22日、大阪府営港湾・大阪港が連携し、港湾の取扱貨物の増加と国際競争力の強化を目指し、2024度のRORO・フェリー航路充実強化事業補助金と外貿貨物集貨促進事業補助金の公募を、同日から開始したと発表した。

既存の船会社への支援に加え、今年度からは物流の24年問題やカーボンニュートラルに対応するためのモーダルシフト支援、府市連携による農水産物や食品の集貨、輸出支援など、荷主を対象にした補助メニューを拡充している。

RORO・フェリー船社向けには、取扱貨物が前年度の同期間と比べて増加した場合、海上輸送費の一部を補助する。補助額は車両1台につき5000円、車両以外の貨物は10トンにつき5000円。応募期間は25年1月31日まで。

荷主に対しては、陸上輸送から府営港湾を就航するRORO・フェリーによる海上輸送への貨物転換にかかるコスト差額の一部を補助。食に関連する貨物の輸出拡大を目指すため、他港から集貨される食に関連する貨物に対して補助額を上乗せする。

対象期間内に前年度と比べて増加した貨物に対しては、トラック・トレーラー1台当たり、新門司港と宮崎港間で1万4000円、千葉港間で1万9000円を補助する。6メートル以下のトラック・トレーラーの場合は単価が2分の1となる。輸送する貨物が食に関連するものである場合、1TEU当たり、または20トン当たり5000円を加算する。応募期間はことし7月31日まで。

また、外貿貨物集貨促進事業として、コンテナ船と自動車専用船で輸出入を行う荷主を対象に、取扱貨物が前年度の同期間と比べて増加した貨物について、コンテナ1TEUまたは20トン当たり5000円を補助。輸送する貨物が食に関連するものである場合、1TEU当たり、または20トン当たり5000円を加算する。応募期間はことし7月31日まで。

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LOGISTICS TODAY編集部
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