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グリーンコープ、新たに223台のEV導入へ

2024年5月9日 (木)

荷主西日本を中心に16の生協で構成されているグリーンコープ共同体は9日、2024年度末までに223台の電気自動車(EV)を追加導入すると発表した。

これは27年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」目標達成に向けた取り組みの一環であり、配送用トラック900台と営業用車両400台、合計1300台の車両をEV化する計画が進行中。

現在、グリーンコープは年間約1万3000トンの温室効果ガスを排出していて、その約3分の1は配送用トラックからの排出である。22年度と23年度には合計121台のEVトラックを導入し、今回の新規導入により、24年度末までには全トラックの約3割がEVに置き換わる見込みである。また、今年度からは「OUR GREEN」プロジェクトを開始し、カーボンニュートラル達成に向けた活動をさらに強化する。

導入されるEVトラックの一例として「日野デュトロZ EV」があり、このトラックは最大積載量1トンで、100キロメートル以上の航続が可能な5時間の通常充電で対応できる。荷台の高さは40センチメートルと低く、女性や高齢のドライバーにも扱いやすい設計が施されている。また、ウォークスルー構造で荷物室と運転席が直結しており、作業効率の向上とドライバーの負担軽減が図られている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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