調査・データ日本トランスシティが13日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比8.6%減の1225億5500万円、営業利益が同13.9%減の62億4100万円、最終利益が24.7%減の46億3300万円と減収減益だった。
総合物流事業全体では、売上高が8.8%減の1205億3900万円。倉庫業では、平均保管残高が6.3%減、貨物入出庫トン数は3.8%増、保管貨物回転率も向上し、売上高は10.9%増の484億4500万円。港湾運送業では、完成自動車の取り扱いが増加したが、石炭・オイルコークス、原料関係の取り扱いが減少し、売上高は6.4%減の212億4500万円だった。
陸上運送業は、トラック輸送が2%減の629万4000トン、鉄道輸送の取り扱いが0.9%増の15万トン、バルクコンテナ輸送が1%減の21万2000トンとなり、売上高は0.7%増の183億6600万円となった。国際複合輸送は、海上輸送の取り扱いが6.3%増の182万4000トン、航空輸送取り扱いが0.9%増の1537トンといずれも増加したが、海上運賃の正常化や為替の影響により、売上高は32.7%減の308億1000万円となった。
25年3月期の通期連結業績は、売上高が1.2%増の1240億円、営業利益が5.7%増の66億円、最終利益が14.4%増の53億円と増収増益を予想する。
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