ロジスティクスeiicon(エイコン、東京都港区)は15日、同社が運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」(アウバ)が、セイノーホールディングスと共同で行う、新たな共創プログラム「SEINO O.P.P. INNOVATION PROGRAM(セイノーO.P.P.イノベーション・プログラム)」を発表した。今回のプログラムでは、セイノーグループの資産を活用し、顧客に対して付加価値を提供することを目的としている。プログラムには、応募企業の中から選ばれた4社が採択された。
AUBAとセイノーの共創プログラムは、セイノーグループの持つ土地、建物、車両などの資産を活用した新事業により、中小企業を中心とした顧客企業に向け、物流業務だけでなく、より広範なサービスを提供することを目指している。セイノーは顧客企業の課題解決や経営支援につながる共創アイデアを募集し、応募の中から厳選な審査を経て、10社を選定。その中からさらに4社を採択した。
採択企業は、中小企業に対する経営課題診断サービスやファイナンスマッチングプラットフォームを展開するStayway(ステイウェイ)、請求書や領収書のデータ保管や客先への送付を行うバックオフィス系AI-BPOサービスを提供するMiletos(ミレトス)、従来よりも踏み込んだ検査を行い出荷する事業を展開するグリーンテック、木パレットや野菜くずなどを使用して100%植物由来のサステナブルな建築資材などにアップサイクルするSpacewasp(スペースワスプ)の4社。
採択された共創アイデアは、社会実装に向けたインキュベーションと実証実験を進め、事業化を目指す。さらに、採択に至らなかった6社についても、個別に事業化に向けた協議を継続していく予定だ。
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