調査・データマイナビは16日、ことし4月度のアルバイト平均時給レポートを発表した。これによると、全国平均時給は1230円(前月比0円、前年同月比43円増)で、23年7月以降は1200円以上で推移し、前年同月比は20カ月連続で増加。職種別では、工場・倉庫・建築・土木が1341円(同63円増、同127円増)となり、2020年1月の調査開始以来の過去最高額。求人件数は前月比で1.28倍増、前年同月比で1.67倍増だった。
エリア別平均時給では、全エリア中で「北海道・東北」「東海」など5エリアで前月比・前年同月比ともに増加。「北海道・東北」は1108円で、前月比14円の増加、前年同月比53円の増加となり、調査開始以来初めてとなる1100円台となった。東海は1177円で、前月比23円の増加、前年同月比は42円の増加となった。
三大都市圏の平均時給は1268円で、前月比は3円の減少、前年同月比は43円の増加。職種別では、工場・倉庫・建築・土木が1364円(同68円増、同117円増)で、2020年1月の調査開始以降で過去最高額となった。求人件数は前月比で1.30倍増、前年同月比で2.01倍増と、トラックドライバーの負担軽減を見据えた採用活動が三大都市圏でより活発化していると考えられる。
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