拠点・施設トラスコ中山は6日、愛知県北名古屋市で建設中の新物流センター「プラネット愛知」の上棟式を行った。このセンターは同社の29か所目の物流拠点となり、100万アイテムの在庫を保有する予定。これにより、即納体制を強化し、荷物の詰め合わせとユーザーへの直送を推進する。新センターは2026年7月に稼働予定

▲プラネット愛知(出所:トラスコ中山)
同センターは、名古屋駅から10キロ、名古屋高速道路・春日インターチェンジ(IC)から1.7キロと利便性の高い立地に位置し、全国への物流ネットワークの中心として機能する。また、東京‐大阪間の長距離配送を削減することで、物流コストの削減と環境負荷の軽減を図る。これにより、カーボンニュートラルや時間外労働の上限規制などの課題にも対応する。
新センターでは最先端の物流機器を導入し、60万アイテムから100万アイテムへの在庫拡大を図る。この取り組みにより、プロツールの流通における「荷分かれ」問題を解消し、出荷個数の増加を抑えることが期待される。また、通常は卸売業から小売店経由で配送される商品を直接ユーザーに届けることで、納期、梱包資材、配送運賃、環境負荷、作業負荷の削減を目指す。
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