M&Aヘリオス(東京都千代田区)は5日、アルフレッサ(東京都千代田区)との間で、同社の取り扱う製品の流通および販売に関する業務提携基本契約及び第1回普通社債と第2回普通社債買取契約を締結したと発表した。この契約により、ヘリオスの製品がアルフレッサを通じて広く流通し、医薬品の安定供給と再生医療の実用化が進展する見込みである。
今回の業務提携により、アルフレッサは、ヘリオスが開発した体性幹細胞再生医薬製品の日本国内での独占的卸売販売権および治験薬の独占的輸送・配送権と、幹細胞培養上清液およびそれを原材料とする製品の事業化並びに日本国内での総販売代理店または独占販売権を得ることになる。さらに、自動冷凍解凍在庫管理システムの事業化および独占販売権も得る。
また、ヘリオスは今回の業務提携に伴い、第1回及び第2回普通社債を発行し、アルフレッサにこれを買取らせる契約も締結した。この社債発行により得られる資金は、主に再生医療製品の開発と事業拡大に充てられる予定である。
ヘリオスの代表執行役社長、鍵本忠尚氏は「今回の業務提携により、当社の医薬品をアルフレッサを通じて広く流通させることが可能となり、患者さんに迅速に届ける道が開けた」とコメントしている。
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