ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

骨太方針、運送業賃上げと物流自動化推進盛り込む

2024年6月14日 (金)

ロジスティクス政府は11日、同日行われた2024年の第8回経済財政諮問会議で、「経済財政運営と改革の基本方針」(原案)をまとめた。

物流関連では、トラック運送業の持続的・構造的賃上げに向け、改正物流法に基づいたガイドラインを早期に示すことで、業界街も含めた周知徹底や価格転嫁の円滑化を図り、労務費の基準や標準的運賃の活用の徹底に努め、そのためにトラックGメンの機能を強化し、処遇改善や取引適正化の取り組みを進めるとしている。また、リスキリングを推進し、物流を含めた幅広い業種で検定制度の活用を促進する。

交通・物流分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)への投資も進めるとし、物流効率化に向けたダブル連結トラック対象路線の拡充、自動運転トラック、自動配送ロボット、自動倉庫などの実装、手続き電子化などを推進する。自動物流道路は、東京-大阪間を念頭に具体的な想定ル ートの選定を含めた基本枠組みを夏ごろに取りまとめ、早期に社会実験に向けた準備に着手し、 10年後をめどに先行ルートでの実現を目指す。

また、国際競争力強化のため、物流ネットワークの早期整備、物流の持続的成長を図るため、物流拠点やネットワークの機能強化、モーダルシフトや物流DX、標準化などによる効率化、商慣行の是正、荷主・消費者の行動変容、改正物流法などの執行体制の構築などの抜本的・総合的な対策を一体的に進めるとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com