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北海道での水素供給で協定 エア・ウォーターなど

2024年6月17日 (月)

荷主エア・ウォーター北海道と三菱商事、高砂熱学工業、北海道電力の4社は17日、北海道千歳エリアでのグリーン水素供給に向けて共同検討を進めていくことで合意し、協定を結んだと発表した。

▲グリーン水素サプライチェーンのイメージ(クリックで拡大、出所:エア・ウォーター)

4社が事業化を目指す千歳エリアは、新千歳空港が近いことから、千歳臨空工業団地や千歳サイエンスパークなど11の工業団地があり、270社を超える企業が集積している。次世代半導体の国産化を目指すラピダスの進出も決まっており、脱炭素化の手段としてグリーン水素のニーズも見込まれる。また、千歳市は2022年2月、「千歳市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、2050年までにカーボンニュートラルを実現するためグリーン水素の地産地消を目指している。

三菱商事とエア・ウォーター、高砂熱学工業の3社は千歳市内でのグリーン水素供給に向けたインフラ整備を検討しており、同事業は資源エネルギー庁の「非化石エネルギー等導入促進対策費補助金」の対象として採択されている。

今回の協定に基づき、4社は地産地消型のグリーン水素供給に向け、企業などのニーズを把握するとともに、水素製造・貯蔵サイトの候補地の検証や、輸送方法など最適な供給方法について検討を進め、2030年までの水素拠点の構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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