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アトムEのWMS導入で棚卸の在庫差異が大幅改善

2024年6月17日 (月)

サービス・商品クラウド型のWMS(倉庫管理システム)など物流関連システム開発のアトムエンジニアリング(栃木県宇都宮市)は16日、同社が手掛けるクラウド在庫管理システム「@(アット)wms」を導入した雑貨販売のナカジマコーポレーション(東京都江東区)で、棚卸時の在庫差異が20%から0.02%へと大幅に改善したと発表した。

(出所:アトムエンジニアリング)

ナカジマコーポレーションは1919年創業の玩具メーカーで、現在はぬいぐるみの国内トップメーカーとして知られている。

同社ではこれまで人の手で倉庫内の作業を行っていた。しかし、誤出荷がしばしば起こり、在庫の把握が不正確なことも多く、ピッキングにも時間がかかるなど従業員の負担が大きかったため、倉庫内業務の改善が急務だった。

@wmsの導入後は、倉庫内の全エリアの情報が共有できるようになったため、エリアの担当者が不在のときも、他の担当者で管理が可能になり、初めての人でもピッキングができるようになった。また、これまで2人1組でやっていた出荷検品も1人でできるようになる一方、誤出荷も減り、精度もスピードも上がった。

倉庫の棚卸も、これまでは出荷を停め、50人で1日がかりの作業だったが、システム導入後は5、6人で在庫が確認できるようになった。さらに棚卸時の在庫差異が20%から0.02%へと大幅に改善するという結果も得られたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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