調査・データ大阪税関は19日、5月の近畿圏貿易概況を発表した。総輸出額は1兆7310億円で、前年同月比10.4%増と2か月ぶりのプラスとなった。一方、総輸入額は1兆6217億円で、同8.1%増と2か月連続のプラスとなった。輸出入の差額は1093億円の黒字で、4か月連続の輸出超過となった。
輸出の主な増加品目は、「医薬品」が115.1%増の684億円、「半導体等電子部品」が19.5%増の2087億円と、全体の伸びをけん引。一方、「鉱物性燃料」が83.4%減の42億円、「原動機」が12.7%減の423億円と大きく落ち込んだ。
輸入品目では、「天然ガス及び製造ガス」が19.4%増の964億円、「衣類及び同附属品」が19.1%増の844億円と顕著な増加を見せたが、「無機化合物」が39.1%減の214億円、「石炭」が46.5%減の200億円と減少した。
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