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ギークプラスのAIロボが台湾大手通販の作業効率化

2024年6月24日 (月)

サービス・商品AI(人工知能)ロボットメーカーのギークプラス(Geek+、東京都渋谷区)は21日、同社のピッキングロボットを台湾のEC(電子商取引)運営会社、PCホーム・オンラインに納入し、作業効率が3倍に改善されるなどの効果を上げていると発表した。

PCホーム・オンラインは、自動倉庫に国内最高レベルのスマート技術とオートメーション機器を導入し、台湾全土で24時間対応する配送サービスを初めて開始した。同社のシステムでは、物流需要に合わせてロボットの台数を柔軟に調整できるようにしたため、ピーク時に注文が急増しても効率的に対応できる。

ギークプラスは、作業台まで自動で移動する収納棚から商品や荷物などをピッキングするロボットを数百台納入。これによって、作業員は1つの作業台で効率的に作業できるようになった。また、ロボットは暗い倉庫環境でも問題なく稼働し、照明などのエネルギー消費の削減にもつながる。こうしたロボットを導入した同社の倉庫では、1日当たりの荷物処理能力が最大20万件となった。

ギークプラスは2015年に中国で創業したGeek+の日本法人。Geek+は世界中の200社に1万台以上の自律型協働ロボットを納入している。国内でも、大和ハウス工業など大手物流企業が同社のロボットを採用している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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