ロジスティクス流通経済研究所(東京都千代田区)は9日、九州広域モーダルシフト・BCP推進協議会が、日用雑貨と酒類・飲料を組み合わせた業界横断型の共同物流の実証実験を南九州で実施すると発表した。事務局は同研究所が担い、国土交通省の「地域連携モーダルシフト等促進事業」を活用する。長距離トラック輸送への依存度が高い南九州で、物流の2024年問題への対応と、災害時の輸送途絶リスク低減を同時に検証する。
実証では、神戸港-宮崎港間のフェリー輸送と、宮崎県えびの市の中継拠点を組み合わせる。往路は関西から南九州へ日用雑貨などを輸送し、復路は南九州発の酒類・飲料を積載して大阪方面へ戻す。中継拠点を介した集出荷と往復輸送により、片荷の解消と輸送効率の改善を図る。実証は14日から開始する。
検証の主眼は3つ。第1に、フェリー活用による長距離陸送からの転換効果。第2に、陸路一極集中からの脱却によるBCP強化。第3に、中継拠点の活用が積載率向上や往復輸送の成立に寄与するかだ。評価指標として、CO2排出量、ドライバーの拘束時間や休息確保状況、積載率をKPIに設定し、持続可能で実装可能な物流モデルとしての有効性を検証する。
同協議会は、官民連携でモーダルシフトや代替輸送ルートの構築を進めており、今回の実証を踏まえて将来的な横展開を見据える。
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