ロジスティクス新聞販売店を活用した配送網を構築するラストワンマイルソリューション(LOMS、東京都中央区)は24日、栃木県に拠点を置く高野商運グループのロジサポート(栃⽊県⽮板市)と県内のラストワンマイルにおける配送の効率化を推進するため、資本業務提携契約を締結したと発表した。契約締結は6月5日付。
両社は今後、栃⽊県内全域の法人・個人向け配送で連携し、県内のラストワンマイル配送の効率化を加速し、持続可能な物流の実現に貢献していく。物流における地域間格差を解消するためのジャイアントリープを目指すという。
「物流2024年問題」では、配送効率が低い、都会から離れた地⽅の狭域商圏内のラストワンマイル配送が⼤きな影響を受けると言われている。これに対し、LOMSは新聞販売店の既存リソースと配送ネットワークを活⽤し、地方でも持続可能な物流網を構築するための検討を進めてきた。今回は、栃⽊県内に物流拠点を3か所持つ、高野商運グループ会社のロジサポートと提携し、栃⽊県内全域のラストワンマイル配送の持続化を図ることになった。
LOMSは、新聞販売店が持つ人材や⾞両、店舗、スキルは、現在の物流業界が抱える課題解決につながる貴重なリソースだとし、発⾏部数が減少する新聞販売店にとっても新しい価値を創出することで経営の維持が期待できるとしている。
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