調査・データ米調査会社のReport Ocean(レポートオーシャン)は25日、2023年から2032年まで10年間の日本のEC(電子商取引)物流市場に関する予測を発表した。
発表では、32年まで年平均4.95%の成長率が見込めるとの見通しが示された。
同社によると、日本のEC物流市場での収益は23年に213億米ドルに達したという。このままいけば、10年後の32年には329億ドルにまで拡大すると予測している。
近年、日本ではオンラインショッピングが日常化し、特にコロナ禍以降、利用率はさらに増加している。政府のデータでも、日本のEC市場自体はこれまで年平均でおよそ10%の成長を続けており、この流れは今後も続くと見られる。
また、多くの企業がCO2排出量の削減や、再利用可能な包装材料の使用に力を入れ始めており、こうした取り組みは消費者の環境意識の高まりとも連動。このため同社は、今後、環境に配慮した物流サービスが、市場競争力の源泉となると指摘している。
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