国際フェデックスは26日、日本の貿易の現状と物流ニーズに対応する新しい取り組みを発表した。この発表は6月28日の貿易記念日を記念したもの。
フェデックスは、越境EC(電子商取引)市場の成長に対応し、効率的な物流サービスを提供している。日本は世界第4位のEC市場規模を誇り、越境EC市場は2030年までにおよそ7兆9380億米・ドルに達すると予測される。フェデックスは、訪日外国人による購買ニーズにも応え、帰国後のオンライン購入をサポートしている。
2022年度と2023年度に連続して減少していた輸出入の数量が、2024年度には輸出で1.6%、輸入で1.3%増加すると予測されている。機械関連の輸出入が増加しており、特に電気機器や一般機械が注目されている。
フェデックスは、航空貨物の輸送需要に応じたサービスを提供しており、重量貨物や大型貨物の輸送を含む様々なニーズに対応している。自社で保有する約700機の貨物機を柔軟に運行し、ネットワークの再構築を進めている。また、越境EC事業者向けには、デジタルツールを活用した効率的な輸送サービスを提供しており、越境EC事業者の業務効率化と資源節約に貢献する。
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