サービス・商品OSPホールディングスは3日、同社グループ会社の大阪シーリング印刷(大阪市天王寺区)が新たに「水貼りサーマルテープ」を開発したことを発表した。

▲水貼りサーマルテープ(出所:OSPホールディングス)
同商品は水をつけて貼る環境配慮型のサーマルテープで、接着剤にはアクリル樹脂不使用の糊を使用している。剥離紙が不要で、廃棄物の削減と巻き量の増加による作業効率の向上が期待される。また、表面には離型剤シリコーンを使用しておらず、印刷や筆記が可能である。さらに、段ボール封緘用の包装機も今秋に完成予定で、セット販売が計画されている。
同商品は、ラベルの接着面に水をつけて貼り付ける新しい技術を採用しており、従来の剥離紙が不要となるため、廃棄物の削減に大きく寄与する。これにより、巻き量を増やすことができ、輸送と保管スペースの節減にもつながる。環境負荷の小さいアクリル樹脂不使用の糊を使用している点も、環境保全の観点から高く評価されている。
宛名ラベルと封緘テープを一体化することで、資材の使用量を削減し、コスト削減が図れるなど物流用資材としても活用可能。また、無地箱への貼り付けが可能なため、資材の共通化によるコスト削減も実現できる。
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