環境・CSR気象情報サービスのウェザーニューズ(千葉市美浜区)は、局地的・突発的に激しい雨や落雷をもたらすゲリラ雷雨の発生への対応を開始したことを発表した。7月よりゲリラ雷雨予測の専任体制を構築、ゲリラ雷雨予測の強化を行った。
ことしは、3月から開始したクラウドカメラ「ソラカメ」による空のライブカメラネットワークを1500台にまで拡大し、ゲリラ雷雨の監視を大幅に強化。ゲリラ雷雨予測の担当者は、気象データとウェザーニュースアプリのユーザーから届く雲や空の写真に加え、全国のライブカメラの映像をリアルタイム解析することで、ゲリラ雷雨を事前に通知する「ゲリラ雷雨アラーム」をアプリで配信する。
同社によるゲリラ雷雨予測の取り組みは、2008年に相次いだゲリラ雷雨による水難事故をきっかけに始まったという。当時、「予測不可能」と言われていたゲリラ雷雨による被害を少しでも減らしたいという想いから、同年の夏に取り組みをスタート、2024年で17年目を迎える。
なお、ことしの7-9月のゲリラ雷雨は、全国でおよそ8万7000回発生する予想で、特に8月中旬が発生のピークとなる見通し。
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