ロジスティクス全国知事会の花角国土交通・観光常任委員会委員長(新潟県知事)、熊谷千葉県知事、内藤静岡県東京事務所長、新村広島県空港港湾担当部長、内藤熊本県東京事務所長は2日、「航空燃料の安定供給に関する緊急要望」について、尾﨑国土交通大臣政務官および齋藤経済産業大臣に要請活動を行った。

▲尾﨑国土交通大臣政務官への要請活動(出所:全国知事会)
今回の要請は、製油所の統廃合や航空燃料を国内各地へ運ぶ内航船の不足、タンクローリードライバーの人手不足など、考えられる供給不足要因を究明し、航空需要に即した航空燃料の安定的な供給ができるよう、必要な措置を早急に講じることを要請したもの。
国際航空路線については、新型コロナウイルス感染拡大に伴う運休を経て、地方空港でも復便に加え増便および新規就航が行われているが、航空燃料の供給量が不足しており、石油元売会社から航空会社への航空燃料の供給について困難な状況が生じているという。航空会社に復便などの意向があるにも関わらず、航空燃料の供給不足が原因でこれに対応できないことは、経済成長のけん引役として期待されるインバウンド需要の回復を妨げ、空港利用者の利便性を阻害することになるため、国にこの課題を早急に解消してもらうため、今回の要請を行った。
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