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ロジスティクスANAは9日、中部国際空港（愛知県常滑市）と共同で資源循環型スキームを構築したと発表した。このスキームは、使用済みの航空貨物用プラスチックフィルムを回収し、再生利用することでプラスチックを廃棄せずに資源として循環させる仕組みである。
愛知県のプロジェクトチームと協力し、大和エネルフ（愛知県春日井市）、三陽化学（蒲郡市）、愛知プラスチック（蒲郡市）が参加している。この取り組みにより、年間およそ20トンのプラスチックごみが廃棄されずに空港内で再利用される。これにより、脱炭素化にも寄与し、地域の持続可能な発展を目指す。
▲空港内循環イメージ（クリックで拡大、出所：ANA）
具体的には、ANAが回収したプラスチックフィルムを大和エネルフが収集し、三陽化学がペレット化して、愛知プラスチックがゴミ袋に再生する。そのゴミ袋はセントレアが購入し、ターミナルビル内で使用される。
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