環境・CSR福岡市は7日、博多港など福岡市内でバイオ燃料を使ってトラックやトレーラーなど貨物車両を運行し、CO2の排出量削減を図る実証事業を行うと発表した。実証期間は今月12日から12月ごろまでで、バイオ燃料を軽油と混合して試験走行を実施。エンジンへの影響などを調査する。
実証実験では、博多港コンテナターミナル内のトレーラーヘッドのほか、市内を走るタンクローリー、チルド車、給食配送車、灰運搬車、し尿運搬車の6台を使用。バイオ燃料のHVOを軽油に20%混合して燃料にする。この燃料は国内規格では軽油として扱われ、現在の車両にそのまま使用できる。
博多港はカーボンニュートラルポート形成に向け、船舶や車両へのバイオ燃料導入を目指した実証実験に取り組んでいる。昨年度は、市所有の清掃船「第2かもめ」をバイオ燃料と軽油の混合燃料で運航する実証実験を行っており、通常の軽油と変わらない性能を発揮するとともに、エンジンにも悪影響を及ぼさないことを確認した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com