
▲配送ロボット「FORRO」(左、出所:川崎重工業)
ロジスティクス川崎重工業は10日、同社が提供するサービスロボット「FORRO」(フォーロ)による配送サービスが、ことし4月1日から藤田医科大学病院と藤田医科大学東京先端医療研究センターが正式に導入されたと発表した。
FORROは検体や薬剤の屋内配送を担当しており、これまでにトライアルを合わせて8500回以上の配送を実施した。導入により、看護補助の業務負担軽減や業務効率化が図られ、平日日中の看護補助員3人を別業務に振り替えることが可能となった。
具体的には、大学病院ではFORRO3台が24時間稼働し、検体や薬剤の配送を担当している。また、東京先端医療研究センターでは、FORRO1台が日中時間帯に稼働し、検体配送している。24時間の安定稼働や効率的なルート選択、大容量の荷室、簡単な導入プロセスが特長だ。
今回の正式導入は、2023年7月からことし3月まで行われたトライアルサービスの結果を受けたものであり、その効果は「第26回日本医療マネジメント学会学術総会」、「国際モダンホスピタルショウ2024」で発表された。
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