環境・CSRCO2排出量可視化プラットフォーム「e-dash(イーダッシュ)」を提供するイーダッシュ(e-dash、東京都港区)は12日、埼玉県所沢市から「所沢市二酸化炭素排出量可視化事業」を受託し、市内の企業10社を対象に同プラットフォームを活用したCO2排出量の可視化・削減支援を開始すると発表した。この事業は、所沢市が2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言」を目指して行われるもので、市内企業の脱炭素化を推進する。
具体的には、2025年1月末までに市内企業の先着10社に対して、CO2排出量(Scope1・2)の算出・可視化を支援し、可視化されたデータを基にCO2排出量削減の施策を提案する。この支援は無料で提供され、地域金融機関とも連携して企業への周知を行う予定である。
所沢市のCO2排出量(2021年度)では、産業部門が9%、業務その他部門が30%を占めており、企業由来の排出量が多いため、市内企業の脱炭素化が重要な課題となっている。同プラットフォームは、電気やガス等の請求書をアップロードするだけで、簡単かつ正確にCO2排出量を可視化できるため、専門知識がない企業でも簡単に活用出来る。
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