拠点・施設アイエヌホールディングス(福岡県吉富町)は16日、連結子会社で運送事業を手がけるアイエヌライン(同町)が名古屋営業所(愛知県日進市)の移転に向けて、愛知県東郷町に建設用地を取得すると発表した。
同HDによると、総合ロジスティクス事業の中京エリアでの拡大と、長距離幹線輸送におけるスイッチング拠点の確立のため、名古屋営業所を新築移転する。同社グループでは、2024年問題に対応し、輸送効率の向上するため、長距離運送の途中でドライバーが交代するスイッチング輸送の強化に取り組んでいる。同社では、複数のドライバーが1台の運転をリレーする方法と、トレーラー車で貨物車をけん引するトラクターを交換する方法を行う。
建設予定地は山林や田、9730平方メートルで、取得価格は2億4587万9000円を見込んでいる。資金は金融機関からの借り入れ。
今月30日に契約を締結した後、物件の引き渡しは来年6月末になる予定で、地権者はいずれも個人の5人。用地取得による24年10月期の業績への影響は軽微だとしている。
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