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オリックス不動産、愛知・一宮で物流施設着工

2024年7月18日 (木)

▲「(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター」外観イメージ(出所:オリックス不動産)

拠点・施設オリックス不動産は18日、マルチテナント型物流施設「(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター」(愛知県一宮市)の建設に着手したと発表した。関東、関西、北陸と東海地方を結ぶ結節点として広域配送に適した立地で、2026年4月の完成を目指す。

同センターは、RCS造4階建て、延床面積7万6539平方メートル。テナント企業は最小4300平方メートルの区画から利用できる。各階へ直接アクセス可能なスロープを設けたシングルランプウェイ方式を採用しており、各階に最大42台、合計168台の大型車(10t車)が同時接車できる。各階の梁下有効高は5.5m確保した。

CO2の排出量削減の対策も万全で、屋上には太陽光発電設備を設置し、悪天候の日や夜間など発電量が不足する場合は、オリックスが非化石証書付きの電力を供給。このため、テナント企業は再生可能エネルギー由来の電力を100%使用できる。1階平面駐車場には電気自動車(EV)の充電スタンドも8基設置される。

福利厚生面では、昼食や休憩などに利用できるカフェテリアを1階共用部の西側ランプ下(158席)と東側(51席)の2か所に設置。「繊維のまち一宮」にちなんで、天井には糸を連想するライン照明で構成されたデザインを取り入れ、落ち着きのある木目調で統一した。カウンター席からは中庭が見え、施設のシンボルツリーであるモミの木を中心に低木などによる緑地を楽しめる。また、カフェテリアの隣にはドライバーの休憩室を設ける。

アクセス面では、名神高速道路・一宮インターチェンジ(IC)から6キロ、名古屋高速道路一宮線・一宮東ICからも5.7キロで、2021年3月に開通した東海北陸自動車道・一宮稲沢北ICからは0.2キロと至近。このため、関東、関西、北陸と東海地方を結ぶ結節点として広域配送の拠点としての役割が期待できる。また、名古屋都心部まで車で35分、名古屋鉄道苅安賀駅から徒歩10分とワーカーの通勤の利便性にも優れている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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