国際フェローテックホールディングス(東京都中央区)は、17日開催の取締役会でマレーシア南部地区におけるシリコンパーツ製造子会社フェローテック・シリコン(FTHSM、マレーシア)の設立および同地区での新工場建設を決議した。同件に伴い、フェローテック・シリコンへの出資を行うため、日本子会社のフェローテックシリコンジャパン(FTHSJ)の増資を行い、フェローテック・シリコン・ジャパンが特定子会社に異動となる。
昨今の経営環境の変化から、大手顧客の生産拠点が東南アジアを含め中国以外にシフトしていることを鑑み、今回、マレーシア南部地区での新工場建設を決定した。新工場に関しては、2023年7月19日付開示「パワー半導体用絶縁放熱基板製造子会社におけるマレーシアでの設備投資(新工場建設)に関するお知らせ」で発表した、フォローテックパワーセミコンダクターマレーシア(FLHM)の工場敷地を賃借するかたちで設置する。
また、FTHSM設立に関しては、シリコンパーツ製造の中核子会社である杭州盾源聚芯半導体科技(FTHS)がFTHSJを通じて出資。この出資に伴い、FTHSJの資本金が同社資本金の10%を超える出資となる見込みとなるため、特定子会社への異動をあわせて発表した。
FTHSJの現行資本金 は1億円、今回増資額は28億8855万円、増資後登録資本金は29億8855万円。新会社(FTHSM)の増資後登録資本金は1億3035万中国元(約29億円)。
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