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フェローテックHD、中国常山地区で生産能力増強

2024年7月18日 (木)

国際フェローテックホールディングス(東京都中央区)は17日開催の取締役会で、同社子会社である浙江先導精密機械(FTAP)と常山政府投資企業との合弁で金属受託加工を主要事業とする新会社の設立と、常山地区での新工場建設を決議したことを発表した。

新会社は同社連結子会社となり、同社資本金の10%を超える出資となる見込みで、特定子会社に該当する。また同件に伴い、1億元の増資を行うことでFTAPについても特定子会社に異動となる。

同社は、既存の金属受託加工工場(杭州、常山)が稼働しているものの、現時点でもすべての顧客需要を満たすことができておらず、将来的には大型の真空チャンバー加工や装置組立の能力不足が課題になるとしていた。今回、常山地区での金属受託加工の生産能力増強を決定、これにより中国ローカルメーカー向け市場でのシェア拡大を図る。

同事業では、常山政府から各種優遇政策や支援(固定資産補助、借入利息補助など)も得られる見込み。

FTAPの現行資本金は1億4087万中国元(およそ31億円)、 今回増資額は1億中国元(およそ22億円)、増資後登録資本金は2億4087万中国元(およそ53億円)。新会社の増資後登録資本金は1億中国元(およそ22億円)。

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LOGISTICS TODAY編集部
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