サービス・商品NTTビジネスソリューションズ(NTTビズソル、大阪市北区)は18日、日本自動車工業会(自工会)・日本自動車部品工業会(部工会)のサイバーセキュリティガイドライン2.1版に対応したサプライチェーンセキュリティ強化の取り組み「現状把握・計画策定」に関わるサービスで、追加の取り組みとして「マネジメント対策」「技術対策」に関わるサービスの提供を開始した。
同社では、昨今のサプライチェーン攻撃の多発により、業務が一時停止するなど生産ラインへ影響を鑑み、企業のセキュリティ対策促進の一助とするため、サプライチェーン攻撃に対する対策状況や企業の課題意識を調査し、レポートとして公表している。調査および簡易診断の結果、セキュリティ人材の不足、脆弱性の保有、セキュリティ予算の確保が課題としてあがってきており、自社だけでは十分なセキュリティ対策が困難となっている実態を確認しているという。
こうした中、同社ではサプライチェーンセキュリティを社会課題ととらえ、サプライチェーン全体の公益確保に向け取り組むこととし、自工会・部工会のサイバーセキュリティガイドライン2.1版に対応したコーポレートセキュリティメニューの提供を開始。「現状把握・計画策定」「マネジメント対策」「技術対策」のフェーズでサイバー攻撃リスクを低減することが可能だとしている。「現状把握・計画策定」については2024年5月に提供を開始、今回は第2弾として「マネジメント対策」「技術対策」の提供を開始した。
利用月額参考料金(税込)は、「CSIRT as a service(仮称)」が5万円から、「SOC in Pocket(仮称)」が9万2000円から、など。提供エリアは西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)。