調査・データ産労総合研究所は7月、2024年度の初任給調査結果を発表した。調査は全国主要企業を対象に実施。初任給を引き上げた企業は75.6%と前年より7.5ポイント増加し、1997年以来の最高水準に達した。
引き上げ理由は「人材確保のため」が最も多く、初任給の平均額は大学卒が22万5457円、高校卒が18万8168円だった。また、新入社員の77.5%が夏季賞与を受け取り、平均額は大学卒で9万4112円、高校卒で7万5076円である。
企業は優秀な人材を確保するため、初任給や賞与の改善を進めていることがうかがえる。特に、情報通信業や製造業では初任給の引き上げ幅が大きく、他業種と比較しても高水準となっている。
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