環境・CSR日本経済団体連合会は16日、アジアの脱炭素化を促進する「AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)構想」の推進に関する提言を発表した。この提言は、8月にインドネシア・ジャカルタで開催される第2回AZEC閣僚会合に向けたものである。
アジアの脱炭素化と経済成長、エネルギー安全保障の同時達成を目指し、グリーン製品市場の構築とサプライチェーンのゼロエミッション化を推進することを強調している。また、パートナー国間の連携強化とルールの形成、ファイナンス面での協力を強化し、ブレンデッドファイナンスの推進を求めている。
さらに、各国政府に対して脱炭素プロジェクトの推進に向けた具体的な提言をし、規制や制度改革を促進することを提案している。体制整備については、AZECワイドで協調して取り組むべき政策分野を閣僚会合で合意し、アジア・ゼロエミッションセンターが進ちょく状況を管理し、PDCAサイクルでフォローアップすることが重要であるとしている。
提言は、アジア全体での協力を通じて脱炭素化と経済成長の両立を目指し、エネルギー安全保障を確保しながら持続可能な発展を実現するための具体的な取り組みを求めている。
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