ロジスティクスセンコーグループホールディングス(東京都江東区)傘下のセンコー(大阪市北区)は22日、イオングローバルSCM(千葉市美浜区)が 大型物流施設「T-LOGI 福岡アイランドシティ」内に開設した常温・低温複合型センター「イオン福岡XD」(福岡市東区)の構内作業、配送業務などを受託、24日より業務を開始することを発表した。
同センターは、常温商品のDC(保管型)およびTC(通過型)の物流機能に加え、冷蔵設備を実装しているため、低温商品のTC(通過型)物流にも対応可能。福岡市内から北九州地域のイオングループ各店舗への商品供給を行い、常温・低温商品を同一センターで取り扱える強みを生かした配送車両の積載率・回転率の最大化を図る。
また同センター内には、自動仕分け機・自動倉庫といった大型マテハン機器を設けると共に多くの新規省人化機器を導入、作業効率の向上を図る。導入した省人化設備は、AI遠隔機能を搭載し遠隔AGFと連携運用を行うデパレアームロボット(国内初)、パレット自動倉庫連動デパレアームロボット、パレットtoコンベヤーとパレットtoカート積みを1台で対応するデパレアームロボット、カートナンバーとケースラベルナンバーを自動で紐づけを行うカメラシステム、 カートおよびハンドリフトの両方を牽引し磁気テープを使用しない次世代型AGVなど。
センコーはこれまで、小売業の常温物流を軸に物流センター事業の展開を進めてきたが、今後は常温物流で培ってきた経験とノウハウを活かし、低温物流市場に対して積極的に物流サービスを提供、3温度帯物流事業の拡大と強化をセンコーグループ全体で進めるという。
「イオン福岡XD(福岡アイランドシティ営業所)」の所在地は福岡市東区みなと香椎4丁目1番1号 T-LOGI 福岡アイランドシティ1・2階。構造・規模はRC・S造、地上6階建。延床面積は4万1335.80平方メートル(賃借部分)。
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