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東日本テクノサーベイ、屋内点検ドローンを導入

2024年7月25日 (木)

環境・CSRブルーイノベーション(東京都文京区)は23日、ドローンによる維持管理サービスを提供する東日本テクノサーベイ(宮城県仙台)が、屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を導入し、点検作業時間を大幅に短縮したと発表した。

従来、水力発電所の水路内点検は人が直接水路に入り目視により行われるが、水路によっては急傾斜や暗所、狭所等を有する現場も多く、約100メールの点検に丸1日かかる場合もあるが、ELIOS 3の導入により点検作業時間が1時間程度に短縮された。また、作業員が暗くて狭い水路内に入る必要がなくなり、作業環境や安全性が大向上した。

また、火力発電所では地震発生後の緊急点検では、設備内に仮設足場を設置して目視点検を行うが、通常運転までに仮設の設置・撤去を含め2-3週間の時間がかかり、さらに数百万円の仮設費用が必要だった。同ドローンの活用により1日で点検が完了した。

▲火力発電所の煙突内部を点検するELIOS 3(出所:ブルーイノベーション)

ELIOS3は、 Flyability(スイス)が開発した非GNSS環境下の屋内空間などの飛行特性に優れた屋内用ドローンELIOSシリーズの最新機種で、3Dマッピング用LiDARセンサーを搭載し、点検・施設情報をリアルタイムで3Dデータ化して位置を特定できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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