財務・人事ニッコンホールディングス(HD)が2日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比8.4%増の579億6800万円、営業利益が同2.2%減の50億5800万円、最終利益は10.1%増の44億5000万円と増収最終増益だった。
運送事業は、売上高が10.3%増の264億5400万円、営業利益が27.4%減の9億3700万円と増収減益。貨物取扱量の回復や収受運賃の適正化などで増収としたが、人件費や減価償却費などの増加に加え、シュプリーム・オート・トランスポート(アメリカ)の買収による関連費用などで減益となった。
倉庫事業は、倉庫の新増設の効果などで保管貨物量が増加し、売上高が5.2%増の100億5200万円、営業利益が12.3%増の20億200万円と増収増益。梱包事業は、業務量の回復や収受料金の適正化などにより、売上高が10.1%増の141億300万円、営業利益が73.3%増の11億4800万円。テスト事業でも業務量回復により、売上高は6.6%増の57億5200万円、営業利益は12.5%増の8億4000万円と好調だった。
通期業績予想は、売上高が前年比12.4%増の2500億円、営業利益が同13%増の240億円、最終利益は2.4%増の170億円と増収増益としている。
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