ニッコンHD中間決算、全事業好調で増収増益

財務・人事ニッコンホールディングス（HD）が10日発表した2024年3月期の第2四半期決算は、売上高が前年同期比4.4％増の1083億2700万円、営業利益がどう16％増の103億1900万円、最終利益が13.8％増の79億8100万円と増収増益だった。

主力の運送事業をはじめ、倉庫、梱包、テスト事業のいずれも増収増益だった。運送事業は貨物取扱量の回復で売上高は2.8％増の485億3900万円、輸送効率の向上により営業利益は20.2％増の25億8000万円と伸長した。倉庫事業は倉庫の新増設の効果などにより保管貨物量が増加し、売上高は3.5％増の193億5200万円、営業利益が2.7％増の44億9000万円。梱包事業は業務量の回復と効率化などで売上高は10.3％増の263億3300万円、営業利益が34.6％増の14億9000万。テスト事業も業務量が回復し売上高が5.8％増の107億9100万円、営業利益が78.4％増の14億7200万円となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が8.5％増の2300億円、営業利益が12.4％増の220億円、最終利益が0.5％増の160億円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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