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トレーディア1Q、国際部門伸び悩み減収減益

2024年8月9日 (金)

財務・人事トレーディアが9日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比0.4%減の38億700万円、営業利益が同35.3%減の3200万円、最終利益が同19.5%減の7500万円だった。

国際部門は、売上高が2.3%減の18億5800万円、営業利益が39.6%減の4200万円と低調。輸出の取扱量は前年並みだったが、船腹の不足感から運賃が上昇し航空便案件が増加した上、北米市場の好調に伴い3国間案件も堅調だった。一方で輸入は、取扱量は生薬や夏物家電の荷動きが良好だったが、円安・物価高騰の影響で伸び悩んだ。

国内輸出部門は、売上高が11.3%増の6億9100万円、営業損益は200万円の赤字(前年同期は3300万円の赤字)。雑貨の取り扱いが減少したものの、食料品と機械機器製品が増加したことに加え、自社倉庫での取扱量や取扱件数も増加し収益性が改善した。

国内輸入部門は、売上高が2.8%減の12億2500万円、営業損益は2100万円の赤字(同2800万円の赤字)だった。機械製品の取り扱いが増加し、昨年落ち込んだ雑貨も回復。一方で、取扱件数は昨年並みだったことや、自社倉庫での取扱量が減少したことから、収益性の大幅な改善には至らなかった。

通期業績は、売上高が前年比3.3%増の155億円、営業利益が同40.1%増の2億8000万円、最終利益が14.3%減の2億8000万円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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