トレーディアは減収減益、国際物流事業が低調

調査・データトレーディアが14日発表した、2024年3月期決算は、売上高が前年比24.4％減の150億700万円、営業利益が同54.9％減の1億9900万円、最終利益が37％減の3億2600万円と、大幅な減収減益となった。

国際部門の売上高は37.9％減の73億6400万円、営業利益が56.3％減の2億3500万円と大幅な減収減益。運賃水準が大幅に下落したことや、取扱量が11.9％減と低迷したことが響いた。3国間貿易の低迷や、社会情勢緊迫化による紅海迂回、干ばつによるパナマ運河航行制限などで輸出が減少したという。

そのほか、輸出部門は、売上高が4.9％減の25億1400万円、営業損益は5300万円の赤字（前年同期は7400万円の赤字）。輸入部門は、売上高が3.7％減の49億6900万円、営業損失が4300万円の赤字（同8500万円の赤字）。倉庫部門は、売上高が4.9％減の5400万円、営業利益が4％減の5000万円と、いずれも低調だった。

25年3月期の通期業績は、売上高が3.3％増の155億円、営業利益が40.1％増の2億8000万円、最終利益が14.3％減の2億8000万円を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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