M&A商船三井は20日、三井海洋開発の株式を追加取得して単独筆頭株主となり、同社を持分法適用関連会社にしたと発表した。
商船三井によると、20日付で三井海洋開発の普通株式8万9500株を市場で買い付け、2023年6月に取得済みの1016万2300株とあわせて同社への出資比率を14.86%から15%に高めた。これまで、同社には商船三井と三井物産がともに14.86%を出資していた。
三井海洋開発は、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)のEPCI(設計・資材調達・建造・据付)から、リースやオペレーション、メンテナンスまで一貫して手掛けており、海洋石油・ガス開発業界のリーディングカンパニーと目されている。商船三井は同社とともにFPSO事業に取り組んできた。
商船三井は、三井海洋開発が持つ海象条件分析と浮体・係留の設計における世界トップレベルの技術を活用し、「FPSO事業に限らず両社の海外事業のさらなる発展を目指す」としている。
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