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北海道でGX推進チーム立ち上げ、経産省

2024年8月30日 (金)

行政・団体経済産業省は30日、北海道におけるグリーントランスフォーメーション(GX)の推進を目的に、新たな体制を強化する方針を発表した。北海道および札幌市が「GX金融・資産運用特区」に選定されたことを受け、北海道経済産業局に「GX推進チーム」を立ち上げるとともに、資源エネルギー庁の管理職を現地併任とするなどの措置が講じられる。

GX推進チームの発足は、北海道経済産業局長をチーム長に迎え、総勢38人(うち管理職18人)の職員が参加する形で実施される。また、9月2日に第1回会議が開催される予定だ。このチームは再生可能エネルギーや水素、CCS(炭素回収・貯留)など、北海道が有する多様なGX資源を活用し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた具体的な取り組みを推進する。

さらに、資源エネルギー庁の風力事業推進室長が「北海道GX推進官」として併任され、北海道における風力発電を中心とした業務を担当する。この役職は経済産業省と北海道経済産業局が一体となってGXを推進するための重要なポジションとなる。

経済産業省のほか、GX推進機構、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が「北海道デスク」を設けるほか、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は「洋上風力調査北海道連絡事務所」を設立し、地元自治体および関係機関との連携を強化する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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