
▲LOGIFRONT名古屋みなと(仮称)、完成イメージ(出所:日鉄興和不動産)
拠点・施設日鉄興和不動産(東京都港区)は2日、トヨタホーム(名古屋市東区)との共同事業として、物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズで中部圏第1弾となる「LOGIFRONT名古屋みなと」(仮称)(名古屋市港区)を着工したと発表した。2025年11月末の完成に向けて開発を進める。
同施設は、中京工業地帯の主要な工場集積エリアである名古屋市港区に所在し、名古屋第二環状自動車道・南陽インターチェンジ(IC)よりおよそ4.0キロメートル、名古屋高速道路・港明ICよりおよそ4.2キロメートルに位置。200万人都市の名古屋市内に立地しているため、従業者の雇用面でも優位な立地環境だとしている。
施設計画では、車両と歩行者および自転車の出入口を分離し、安全性に配慮した動線計画としたほか、1階に片面バースを備えた地上4階建てBOX型の施設とし、2分割でも利用可能な汎用性のある平面計画とした。昇降設備は、荷物用エレベーター・垂直搬送機をそれぞれ2基標準装備とし、上下階の荷物の搬送に十分な能力を確保、また、キュービクル等の重要設備は屋上に設置し、入居テナントのBCP対応にも配慮した計画としている。
「地球環境への配慮」への取り組みでは、同施設ではグループ会社である日本製鉄(東京都千代田区)と協働し、日本製鉄が提供するグリーンスチール「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」を民間デベロッパーとしては大型物流施設に初めて採用、鉄骨H形鋼の一部に採用した。
アクセス:名古屋第二環状自動車道・南陽ICより4.0キロ、名古屋高速道路・港明ICよりおよそ4.2キロ、
名古屋臨海高速鉄道あおなみ線・荒子川公園駅より徒歩19分
敷地面積:1万555.80平方メートル
延床面積:2万1535.91平方メートル
構造・階数:S造・4階BOX型
完成予定:2025年11月末
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