環境・CSR再生可能エネルギープロジェクトを運営するマニエスグループ(東京都千代田区)は5日、マーキュリアホールディングス(東京都千代田区)およびティー・エヌ・プラン(大阪市西区)とともに、グリーンアンモニアの開発会社であり、グローバルにグリーンアンモニア事業の商用化を目指す米First Ammonia, Inc.(FA、ファーストアンモニア、米ニューヨーク)に共同出資したと発表した。また、アジアにおいて、FA社のプロジェクト開発やオフテイカー(買い手)の発掘について協業することでFA社と合意した。
FAは、世界初の大規模グリーンアンモニア製造プラントの商用化に向け、デンマークのTopsoe(トプソー、デンマーク)が世界に先駆けて開発した次世代水電解装置SOEC(Solid Oxide Electrolysis Cell、固体酸化物形電解セル)を活用したグリーンアンモニア製造プラントを計画。TopsoeのSOECとアンモニア製造装置を組み合わせた高効率のプラントは、消費電力を低く抑えることができ、また電力の供給量に応じて生産量を調整することができるため、系統の安定化にも貢献するとしている。2030年までに米国、南米、東南アジア、ヨーロッパで20プロジェクトの開発を目指しており、第1号プラントは、米テキサス州のPort of Victoria(ポートオブビクトリア)で計画しており(使用電力規模300メガワット)、エネルギー会社のUniper(ウニパー、ドイツ)との長期供給契約のもと、2025年中に着工、2026年中の商業運転開始を目指す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com