M&A三井E&S(東京都中央区)は4日、イルポートホールディング(トルコ)および国際協力銀行(東京都千代田区)との間で、港湾運営事業に関する業務協力協定を締結したと発表した。この協定は、イルポートが中南米やアフリカなど世界各地でのターミナル運営事業拡大を図る中で、三井E&S製の港湾用コンテナクレーンの調達および国際協力銀行による金融支援を推進することを目的としている。
三井E&Sは、2007年にトルコのゲブゼ港コンテナターミナルにコンテナクレーンを納入して以来、イルポートが運営するトルコ国内、スウェーデン、ポルトガル、エクアドルなどの港湾向けに合計5つのターミナルへ93基のコンテナクレーンを納入した実績がある。また、2015年のゲブゼ港へのクレーン納入時には、国際協力銀行のバイヤーズ・クレジットを活用した融資も実施されている。
この協定により、三井E&Sは日本の金融機関の支援を活用し、イルポートが世界中で展開するグローバルターミナルオペレーター事業の拡大に寄与するとともに、港湾物流事業のグローバル市場への展開を進める。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com