拠点・施設Phoxter(フォクスター、大阪府豊中市)は6日、大阪府茨木市にある物流施設「LOGI‘Q南茨木」に「R&Dセンター」を開設し、東急不動産とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)と連携し、さまざまな自動化機器との通信の実証実験を開始すると発表した。また、自社製の自動搬送ロボット(AMR)の開発・改良も同センターで行う。
従来のWi-Fiを用いたAMR通信では、ほかのWi-Fiデバイスとの電波干渉やWi-Fiアクセスポイントの適切な配置、AMRの稼働範囲の電波強度のばらつき発生など、無線環境構築に配慮が必要となる。同センターでは、東急不動産とローカル5Gの検証、NTT Comとローカル4G(sXGP通信)の検証を行い、高速で安定した無線環境を構築できる次世代搬送システムを開発する。
また、新通信方式に対応した自社製AMRの開発・改良を行い、AMRの内製化により500台以上を広範囲に安定稼働でき、スマートな群制御を有する制御ソフトウェアとハードウェアの開発促進が可能になる。
今後の展望としては、同センターを基盤に、高品質なネットワークやクラウド、セキュリティーサービスによる遠隔操作・監視など推進し、物流業界や製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の促進を図る。
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