サービス・商品東北電力(仙台市青葉区)は20日、法人向けに提供している「エグゼムズ(exEMS)シリーズ」の新サービスとして「エグゼムズSOLA」の提供を開始したと発表した。
「エグゼムズ」は、エクスペリエンス・エナジー・マネジメント・システムの略称で、省エネ・省コストを容易に「体験(Experience)」できることをコンセプトとしたもの。IoT・AI技術を活用した同社独自のエネルギーマネジメントシステムで、2018年の提供開始以降、サービスの追加などを図っている。
企業における温室効果ガス(GHG)の可視化・削減に対するニーズは高まっているなか、GHG排出量の算出には、当該企業のエネルギー消費に係るデータ収集に加え、それらに基づき複雑な計算を行う必要があるが、今回提供を開始した「エグゼムズSOLA」は、クラウドサービスでこうしたニーズに対応。電気やガスなどの使用量や料金を同システムに入力することで自動的にGHG排出量などを算出・可視化できることに加え、算出された各種データを活用し、GHG排出量の削減に向けてどのような施策が効果的なのかシミュレーションを行い、その実現に向けたロードマップの管理も可能となる。
同社では今後、製品やサービスの原材料調達から廃棄、リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出されるGHGの排出量をCO2排出量に換算し、製品に表示された数値もしくはそれを表示する仕組みであるCFP(Carbon Footprint of Products)算定などの機能拡充も予定しているという。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com