
▲倉庫外観(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)
拠点・施設NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社、NX台湾国際物流(NX台湾)は27日、台湾中部地区の彰化県に「NEXT7倉庫」が完成したと発表した。台湾の税関当局が認可した保税倉庫機能を持つ総合物流センター(ILC)で、台湾で3つめのILCとなる。
完成した倉庫は2階建てで、倉庫面積は5354平方メートル。保管配送や検品、仕訳、包装のほか輸出入の手配も可能で、監視カメラも設置。24時間365日の警備態勢で安全に荷物を保管する。
近年、台湾中部地区では、半導体製造装置や精密機器部品、バイオテクノロジー製品など、高付加価値製品の生産が盛んで、物流需要が急増している。同社は既に台湾北部・桃園地区と南部・台南地区にILCを取得した倉庫を設置しているが、さらなる需要拡大に対応するため、中部地区に新たに物流施設を整備することにした。
8月7日に行われた序幕式には台湾の財政部関務署などの関係者も参加し完成を祝った。
同社は、3拠点体制となったことで、リードタイムの短縮や配送コスト削減など、より最適な物流サービスの提供が可能となったとしている。
<拠点概要>
名称:NX台湾国際物流 NEXT7 倉庫
所在地:彰化縣伸港鄉工西一路81号
倉庫面積:5354平方メートル
営業開始日:2024年2月1日
ILC認可日:2024年6月27日
構造:2階建て
主要設備・機能:高床プラットフォーム、24時間365日警備、監視カメラ、保税、空調機能
業務内容:保管配送、検品・仕分・包装・輸出入手配
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com