行政・団体日華化学は10日、福井県に建設予定の「福井スマートファクトリー」(仮称)が省力化や生産性向上を目指した中堅・中小企業向けの補助金事業に選定されたと発表した。補助金の上限額は49億9991万円で、工場は2024年に着工、27年に稼働予定。この新工場は、化粧品の生産効率を大幅に向上させるとともに、CO2排出や排水量の削減など環境にも配慮した施設となる。また、24時間稼働を目指し、自動化やデジタル化が進められる。
同工場の建築面積は1万平方メートル、延べ床面積は2万3000平方メートルを予定しており、総投資額は195億円にのぼる。生産キャパシティの拡大や生産効率の向上、在庫回転月数の削減、働きやすい職場環境の整備も図られる。新工場の稼働後は、27年以降の業績に寄与する見込みで、営業利益や経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が期待されている。
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