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資源循環システム「PASSTO」がGD賞

2024年10月18日 (金)

認証・表彰不用品の回収・再流通を手がけるECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市、エコミット)は16日、同社が開発した、不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行う資源循環インフラ「PASSTO(パスト)」が、日本デザイン振興会が主催する2024年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。  

資源循環インフラ「PASSTO」は、使わなくなった不要品を「回収」し、最適な使い道の「選別」、再活躍させる「リユース・リサイクル」の循環をつくる仕組み。マンションや郵便局、商業施設などに導入され、暮らしに一番身近な資源循環の入口となることで生活者の皆様がより気軽に資源循環に参加できる場と、“捨てる”以外の選択肢を提供している。

近年、ファストファッション台頭の影響によって衣服一点当たりの平均価格が年々下がるなか、一人当たりの衣服購入点数は逆に増え続けている。それに伴い不要化した衣料の廃棄問題はますます大きな課題となっているが、本件はすでに回収した不要品の98%以上の再資源化を実現させているという。

審査委員によると、誰もが気軽に参加できる資源循環のインフラを構築していることや、人々の意識変革だけでなく循環型社会に向けた大きな社会転換のきっかけとなることなどが評価され受賞に至ったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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