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木製宅配ロッカーがウッドデザイン賞受賞

2024年10月21日 (月)

認証・表彰フルタイムシステム(東京都千代田区)は18日、同社の製品が「ウッドデザイン賞2024」プロダクト分野ソーシャルデザイン部門を受賞したと発表した。この賞は、木材を活用して社会課題を解決する製品や活動を評価するもので、同社が開発した木製宅配ロッカー「樹(ju)」がその対象となった。フルタイムシステムは宅配ボックス・宅配ロッカーのシェアで国内ナンバーワン。

受賞製品の「樹(ju)」は、長野県木曽郡上松町産のヒノキを使用し、従来の鉄製の宅配ロッカーの扉を木製に置き換えることで、CO2排出削減や森林資源の再生に貢献する製品だ。木曽ヒノキは、寒暖差の大きい気候で育つため木目が美しく、耐久性にも優れており、寺院の建築にも使われる高品質木材。これを用いることで、マンションのエントランスに高級感と温かみをもたらすデザインとなっている。

また、機能面でも宅配ロッカーの基本的な役割である「受け取る」「渡す」「保管する」に加え、EV充電システムとの連携や、フリーマーケット用の発送サービスを提供するなど、多機能なシェアロッカーとしての利便性も高い。

今回の受賞は、国産材にこだわった製品開発と、上松町との協力による地域資源の活用が評価された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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