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大林組、都のグリーン水素率先利用事業者に認定

2024年10月25日 (金)

▲左:大林組専務執行役員 梶田直輝、右:潮田勉東京都副知事(出所:大林組)

認証・表彰大林組(東京都港区)は25日、東京都の「グリーン水素率先利用事業者認証制度」で、「オンサイト型(地産地消)」区分の認証を今月13日に取得したと発表した。

東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向け、グリーン水素を率先して利用した事業者を認証する制度を今年から設けた。

大林組は、同社技術研究所(東京都清瀬市)で、太陽光エネルギーを利用してグリーン水素を製造する水素エネルギーシステムを構築。製造、貯蔵、利用の各段階で実証を行っている。昨年度の大林組の都内でのグリーン水素利用量は、都が定めるオンサイト型(地産地消)の認証基準である年間100ノルマル立法メートルを超え、286.57ノルマル立法メートルだった。

今年2月からは、高価なレアメタルを触媒に使用しないAEM型水電解水素製造装置を同研究所に設置し、水素製造効率や耐久性など、既存のPEM型水電解水素製造装置と性能を比較する実証にも取り組んでいる。

同社は「地熱を利用した国内外でのグリーン水素製造や、グリーン水素の燃料電池自動車などへの活用、水素の配送事業にも取り組んでおり、水素社会の実現に貢献していきたい」とコメントした。

認証期間は来年9月末までの1年間となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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